編集後記
 最後まで読んでいただきありがとうございます。第1号ということでプレッシャーを感じながらの編集でした●何よりもまず、結成総会に参加された多くの方々の思い、そして来賓として出席された各界代表のごあいさつに込められた意欲を伝えたいと思いました●「地域で安心して暮らしたい」というのがみんなの願いです。そのためには住まいと収入と適切な支援が必要です。そして、収入を安定させるためには、それぞれの人にあった就労が重要になります●昨年の調査で、「生きていく上で大切なもの」という質問への回答で最も多かったのが「働く場があること」でした。しかし、実態としては一般就労している人は約1割、それもパートアルバイトがほとんどでした●ネットワークの活動は、今回紹介したサニーハウスなど、これまでの様々な努力の積み上げを大切にしながら開始されます。その上に、新たな連携が加わり、新たな課題を背負いながらの取り組みです●願いは「一人でも多く働くことができるように」。でも設計図はありません。会報「ささえあう」を通して就労への希望が少しでも見えてくれば、と願っています。(O)