「福祉医療機構助成」内定
「福祉医療機構」に対して10月に助成申請をしていましたが、12月初旬に「内定」との通知をいただきました。正式決定は3月末になりますが、金額は200万円の予定で今年4月から来年3月までの事業となります。内容は就労推進のための情報を一冊にまとめるマニュアル「大分ではたらく」づくりと精神障害者就労推進シンポジウム「はたらく」、ホームページ作成などです。
2月に第2回セミナー
第2回セミナーは2月23日(金)に大分市のコンパルホールで開く予定です。
理事学習会
10月21日に別府大学で開いた第3回理事会終了後、初めての『理事学習会』を実施しました。次のような内容でした。
「授産施設の現状としては、企業との関係は職業センターやハローワークの支援を受けながら個々の施設ごとに行っているので、今後は情報の共有・協力が重要。企業は『労働力になるのか』という不安を持っていると感じているが、いろんな場に参加して話し合っていくことが必要」(家族・施設)
「就労の取り組みはいろんな立場から行われている。しかし全体として集約されていないという問題がある。情報や経験を集約し、指針やモデルをつくり、理論的なバックアップも行い、当事者や家族、福祉関係者、企業などに広く知らせていくことが必要」(研究者)
「一般企業への就労は少しずつ増えてきている。“短時間・有期間・体験”から始めて、理解を広げていくことで就労は可能になる」(支援事業)
“大分モデル”具体化に向けて
12月9日に別府大学で開いた第4回理事会で、“大分モデル”の方向について次のようなイメージを確認しました。どのように内実化していくのか、これからの課題です。
@「ネットワーク」による就労推進
より幅広い取り組みのきっかけとなり、異なる団体・人をつなぎ、経験と情報を共有。
A就労ステップのシステム化
就労への段階を明確化して、当事者や家族にも見えるものとし、情報を届きやすくする。
B「一般就労−福祉的就労−地域生活」への一体的支援
当事者を軸に、福祉・保健・医療が連携を深め、トータルな支援をめざす。