就労を支援する立場として
 みなさん、こんにちは。私は今年の干支、いのししで48歳になります。私は野球が好きだから、今の職場に勤めたいという、動機が不純のまま社会人になりました。 知的障害者の福祉施設の支援員を22年間務めて、今の業務に就き3年が過ぎ、だんだんと福祉を理解し、仕事に熱が入るようになりました。


ポジティブに考えることでプラスに
 この25年の間に結婚をして、子どもが二人生まれました。自分で考えた、人生の目標を設定してきましたが、父が若くして他界したり、 交通事故で入院等いろんな事があるたびに、その目標が変わっていきました。現在の思いは、男の子もほしかったけど、 現実には二人とも女の子でした(長女は、今年21歳です)。でも、それをポジティブに考えることがよかったのです。 子どもが小学校入学してから、「○○ちゃんのお父さんは、いつ見ても格好いいね」と言われるようにしようと思いました。 これが私の健康にもつながることになります。今年の健康診断でも、異常なしでした。【ここまでは来た道。ここからは行く道】しかし、 これからは、「○○ちゃんのおじいちゃんは、格好いいね」と言われるようにしようと勝手に思っています。妻が私を捨てなければの話ですが…(笑)。  人はそれぞれ、いろんな人生があると思いますが、順風満帆ということはないと思います。こんな人生半ばの私が、いろいろな方の相談等を聞いて、  その経験などについてお話しします。


ハードルは低めで
 まず病気についてですが、何の病気でも仲良くつき合うことが大事だと思います。そして、仕事をする上で、あせって薬を変えたり、減らしたりしないことです。 また、自分が健康で元気なときのイメージがあると思いますが、みんな歳をとり、衰えていくのが現実です。しかし、自分の「夢」は持つべきです。 その時期に応じた目標を立てることも大事ですが、ハードルを高くしないことも忘れてはいけないことだと思っています。


食事・運動・睡眠・余暇を大切に
 次に「働く」ことですが、だれでも最初から何でもできる仕事はありません。仕事は、やりながら覚えるものです。自分を過信しすぎてはいけません。 そこで、事業所で働く際は、病気をオープンにした方がよいと私は思います。そして、一気に8時間労働ではなく、段階を追って行うことが必要です。 また、体力がないと、集中力や持続力に欠けてしまいます。やはり大事なことは、「食事」、「運動」、「睡眠」、「余暇(リフレッシュ)」です。 こんな分かり切ったことしか書けませんが、「私の思い」を書かせていただきました。